当サイトについて
「FIREシミュレーター」は、FIRE(Financial Independence, Retire Early/経済的自立と早期リタイア)を目指す方や、老後資金・資産寿命に関心のある方に向けて、資産の取り崩しシミュレーションを無料で提供するウェブサービスです。
過去37年(1988〜2024年)のMSCI ACWI(全世界株・円建て)の年次リターン実績、または利用者が自由に設定した年利をもとに、モンテカルロ法によって10,000通りの将来シナリオを試算し、資産の「生存率」「破産確率」「取崩率」などを可視化します。
このサイトを作った理由
このサイトは、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を本気で考えはじめた一人の個人が、「こういうツールが欲しかった」を形にした場所です。
資産形成やリタイア後の取り崩しについて調べていくうちに、既存の計算ツールの多くが前提を曖昧にしたまま「何歳で何円あればFIREできる」と結論だけを出していることに気づきました。4%ルールをそのまま当てはめたり、日本の税金や社会保険、暴落のリスクを考えに入れていなかったり。自分が本当に知りたかったのは、そうした前提を一つひとつ確かめながら、自分の数字で試算できるツールでした。
見つからなかったので、自分で作ることにしました。
ここにあるシミュレーションは、私自身が「これなら納得して判断できる」と思える形を目指して、実際に使い込みながら少しずつ育てているものです。前提をごまかさず、なぜその結果になるのかが分かること。そして、同じように将来を考えている人が、根拠を持って自分の選択を検討できること。それがこのサイトでやりたいことです。
完璧なツールではないかもしれませんが、当事者として欲しかったものを、同じ問いを持つ誰かと共有できればと思っています。
データと計算の透明性
当サイトは金融に関わる情報を扱うため、計算の前提を公開しています。デフォルトの年利データは MSCI ACWI(全世界株・円建て/myindex.jp) の年次リターン実績に基づき、利用者ご自身でも自由に編集できます。モンテカルロ法の具体的な手順、取り崩し・インフレ・債券配分の扱い、生存率・破産確率の定義、そして本ツールの前提と限界については、計算方法・前提条件のページで詳しく公開しています。
本ツールは過去データに基づく参考情報であり、将来の運用成果を予測・保証するものではありません。特定の金融商品や投資判断を推奨するものでもありません(免責事項)。
情報の作成方針
当サイトの解説記事は、一次情報・公的データに基づいて作成しています。FIREや取り崩しに関する記述は、トリニティスタディ(Cooley, Hubbard & Walz, 1998)やWilliam P. Bengen(1994)などの研究、および総務省統計局「家計調査」などの公的統計を根拠としています。各記事の末尾には参考文献・出典と最終更新日を明記し、内容に変更があった場合は随時更新します。
年次リターンデータは1988〜2024年の確定実績値を使用しています。本サイトは情報提供を目的としたものであり、投資助言や特定商品の勧誘を行うものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
提供する主な機能
- モンテカルロ法による資産寿命シミュレーション(10,000試行)
- 過去の世界株価実データ(MSCI ACWI 円建て)/自由設定年利の切り替え
- 生存率・破産確率・資産推移(悲観/標準/楽観)の可視化
- 年代別の収入・取崩スケジュールのカスタマイズ
- 取崩率・感応度・逆算などの分析機能
- 入力条件の保存・呼出機能
運営者
個人投資家として28年、相場の上げ下げと付き合いながら資産形成を続けてきました。自身のFIRE計画を検証するために当サイトのシミュレーターを開発し、実際に使い込みながら改善を重ねています。当サイトのシミュレーションの設計・解説記事の執筆はすべて運営者本人が行っています。
ご質問・ご要望・不具合のご報告などは、お問い合わせページよりお気軽にご連絡ください。
最終更新日:2026年6月12日